はじめに
こんちわ、ソントプです。
2023年08月に現職で業務委託として働いてたんですけど、その分の給与が20万超えてたことで確定申告が必要になっちゃっいましたよ~😰
人生初の確定申告!!!
いろいろ分からないことだらけなので
- 今後またやることになった時のための自分用の記録
- 初めて確定申告する人向けの参考になるような内容
にできたらいいなーと考えてます。
前提
ソントプが確定申告をする必要になった時の状況を簡潔にお伝えしておきます。
- 転職した
- 業務委託での給与が20万円を越えた
今回の記事はこの状況に沿った内容になっているのでそこは予めご了承ください。
1.最初にやったこと
1-1.とにかくググった
2024年1月上旬、申告期間(02/16〜03/15)まで時間はあったけれども確定申告が初めてで不安だったので少しずつリサーチを始めてましたよ👍
1-2.ググって分かったこと
リサーチした内容をざっくり書いてみるとこんな感じでした↓
- 毎月の収支を記載した帳簿の作成
- 所得控除額の計算を行う
- 年間の所得金額と所得税額の計算を行う
- 確定申告書の作成
…うん、正直よく分からん(この時点で頭を抱える)
もう少しリサーチしてみます。するとどうやら「管轄の税務署で事前相談をやっている」らしいことが分かりました。そしてその相談には予約が必要なことも。
ただ、ここまで来て予約の仕方自体がよく分からなくなってしまったので電話で直接聞いてみました。そうしたらば「○日○時くらいから電話予約開始します」とか「希望日の朝に税務署に並んで整理券もらってください」とかいろんなこと言われて情報の整理が追い付きませんでしたσ(^_^;)
この時点ですでにキャパオーバー気味でしたが、何もかもわからない状態で1人で確定申告を終えるのは不可能だと考えていたので、めげずにリサーチを続け、ようやくそれらしき電話番号を見つけるに至ったのでした(知りたい情報が見つからないのよ、マジで)
1-2-1.事前相談の予約が必要
結論から言うと、この事前相談の予約に関しての問い合わせからしてすんなりいきませんでした。それらしき番号に問い合わせて得られた結果が「管轄の税務署のLINEを友だち登録をしてそこから自分で予約して」というものでした(ならはじめからどこかに書いておいてほしいんだよな)
電話で聞いた情報を元にLINEの友だち追加のリンクを探しますが見つけられず、結局自分で調べ直して見つけ出し、友だち登録まで行いました。ちなみに友だち登録しなければならなかったのは管轄の税務署ではなく国税庁だったようです(説明と違うがな)
ここから相談予約をするとのことなのですが、メニューから「相談を申し込む」を選択し次々と出てくる指示通りに入力すれば指定の日時で申し込み完了です。ここまで辿り着くのに割と時間も労力もかかり、申告完了までのハードルの高さを痛感していました(早い)
注意すべき点としては、会場に入る際にLINEの画面を提示しなければならないことくらいでしょうか😕
1-3.事前に書類の確認をした
ググった結果、源泉徴収票が必要そうというのは分かっていたのでこの時点で手元にあるものとないものを確認しました。前職と現職の源泉徴収票はすでにあったのですが、業務委託期間中の源泉徴収票がなかったので1月の時点で会社の人にいつ頃出してもらえるのかを確認ました。回答としては「2月に入ったらPDFで共有する」というものだったのでいったん手元にない状態で事前相談に臨むことになりました。
2.事前相談
さて、事前相談当日になりました。この日は半休を取ってまで税務署に乗り込むとあって(可能な限り必要な情報を引き出してくるぞ!!!)と自分なりに意気込んでいました。ただその意気込みも空振りに終わります(白目)
2-1.当日の流れ
当日の流れは大きく2つに分かれていました。
- 受付
- 登録
それぞれどんな感じだったのか愚痴という名の感想を交えて書き残しておきたいと思います。
2-1-1.受付
予約相談当日。受付の人にLINEで提示されていた通り予約の画面を見せたのですが、サッと確認した後に用紙を出されいきなり意味不明なことを言われます。
「○○と△△どちらになりますか?」
この時点で理解不能レベルだった私は素直に思ったことを言いました。
「何のことかさっぱりです…」
と。
そうしましたらば、「じゃあこれですね~」と該当する「○色の線」のところに○をつけてくださり待機場所に案内されました(この時点で特に説明はなかった)
補足ですが、対応してくださった方はハキハキしながらテキパキと仕事をこなしており特にイヤな印象はなかったですよ。「さっぱり分かりません」と伝えた時もイヤそうだったり面倒くさそうにしてる感じは一切なかったです(詳細な説明はなかったけど)
2-1-2.登録
時間になり中に通されました。受付で渡された用紙を係の人に渡し簡単なやり取りの後用紙にあらかじめつけてもらっていた箇所と違う箇所に○をつけられ(違ったんかい)、指定された色の線のところに向かいました。
そこには10台くらいのパソコンが置かれておりすでに何人かが作業していました。
この時点で「あれ?」となる私。イメージしてた「相談」とだいぶ違う…。ちなみに私がイメージしてた相談とはこんな感じ↓(個別でカウンターで対面で話をするイメージ)
とりあえず空いてるパソコンを確保してみる。でも画面上にはよく分からんものが表示されており、何をどうすればよいのかろくに説明もなかったのでポツンと立ち尽くしてしまいました。
と、ここですかさず別の係の人が来てくれて、まずパソコンを使える状態にしてくれました。その後
「今まで税務署に書類を出したことはありますか?」
と聞かれたので
「いえ、始めてです!」
「では○○番号の登録からですね」
となり、番号の登録に取りかかりました。IT業界で働いてるのもありパソコンやWEBシステムには慣れています。わりかしサクサクと必要事項を入力していきました。
ただ、最後の確認画面で「あれ?」となる箇所があり係の人に確認してやり直したりしました。正直UIはあまりイケてない、もっと分かりやすく言えば
「どこに何の情報を入力すれば良いのかが分かりづらい」
登録システムでした。デザインもダサかったシンプルでした(失礼)
確認画面で入力した内容を確認しOKしようとしたのですが、一番下にあるボタンには「送信する」と書かれてます。どこに何を送信するのか?で躊躇したのですぐさま係の人を呼びます。
「これはデータを送信する、という意味です。そのまま押しちゃってください」
と言われたのでポチっ。その後は係の人が少し操作してくださり、パソコン脇に置かれていたカードにデータを移してくれました。
「ここにデータを蓄えました。後で印刷するので少々お待ちください」
待つ私。暇なので申告書の作成から進められそうなところまで勝手に進めてみる。すぐに行き詰まったのですぐに係の人を呼ぶ私。今度は今までと違う人が来てくれました。
今どういう状況なのか簡単に説明したあと
「印刷はされましたか?」
と聞かれたので「まだです」と言うと「すぐ印刷してきますね」と言いササっと印刷してきてくれました。「ありがとうございます」と言い受け取りました。
その後申告書の作成をどうすればいいのか聞く際にこらも簡単に申告する内容を説明
すると
「その場合、源泉徴収票が必要になります。前職のものと現職のもの、あとは業務委託中のものが別であるのであればそちらも。あとは控除の方であれとこれと…(理解が追い付かなかったので割愛、説明は丁寧でした)」
一通り話を聞いてから、業務委託中のものは2月頭にもらえることを伝えると
「書類が揃ってないと申告書の作成はまだできないですね」
なんですと!? ただ、こうも言われました。
「利用者識別番号と暗証番号があればご自宅のパソコンでも出来ますよ」
ということだったので、この日は番号の登録までで終了しました。出口に案内はされませんでしたが他の人が話しているのを聞いていたのと、デカデカと「出口」と書かれているところが見えたので身支度してすぐに帰ってきました。
2-2.事前相談まとめ
まず係の人の印象は全体的に悪くない。むしろ良い方だと感じました。忙しそうにはしていても感じの悪い人はいなかったです。
ただやはり事前の知識というかリサーチがもう少し必要だったなと思いました。あんまりにも初歩的なところで行き詰まり、その質問に時間を使ってしまったので少しもったいなかったなと思いました。ただ、そこは初めてで自力で調べるのも効率悪い部分もあったので致し方なかったかなと思ったりもしました。
それから補足ですが、登録の際に入力する内容はなるべく手元でも控えておいた方が無難だと個人的には思いました。特に暗証番号は印刷もできますが、用紙の紛失も考慮するとスマホなどでも控えておいた方が何かあった時に安心かなと、初心者なりに思いました。
3.必要な書類を集める
事前相談にて無事、利用者識別番号の登録を済ませたので次は申告書作成に必要な書類を集めることになりました。
3-1.税務署で聞いた内容
前提でも書きましたがソントプの場合、
- 転職した
- 業務委託での給与が20万円を越えた
という状況でしたので、以下の書類が必要ということでした。
前職と現職の源泉徴収票はすでに手元にあったのですが、業務委託期間中のものだけがなく2月に入っても特に連絡がなかったので再度会社の人に確認してみました。
3-2.会社の人に確認した内容
『業務委託期間中の源泉徴収票』。これだけがない状態だったので以前連絡を取った方に再度聞いてみました。
3-2-1.再度のやり取りで分かったこと
正確には『業務委託報酬の支払調書』が必要だったので、その後どうですか?的な感じでそれとなく催促してみました。そこで確認してもらい分かったことなのですが、この支払調書は
- 一定の業種
- 源泉税を会社が払っている
この条件を満たしている人が国に提出するものなのですが、私の場合は源泉税をとってなかったため支払調書自体がない、とのことでした。このため業務委託期間中の給与を証明するための書類は会社からはなく、
- 会社に提出した請求書(私が入力したもの)
- 入金がわかるもの(通帳)
があれば問題ないということがわかりました。これでようやく申告書作成に必要なものが揃いました。
また業務委託期間中の給与は「雑所得」に分類されるということも教えてくださったり、「何か分からないことがあればいつでも聞いてください」とも言っていただけたので、(なるべく1人でやれるだけのことはやらないと…!)と無意識に考えていた私にとっては少し安心材料が増えたことで気持ちが和らぎました。
4.申告書の作成
…をしようとしましたが、わりと早い段階で分からなくなったのと自分の操作に不安になったので再度相談の申し込みをしました。
4-1.相談日当日
前回同様まずは用紙を配布され該当する箇所に○を付けて待機列に並ばされました。その後時間になり中に通されます。中の人に、すでに利用者識別番号とパスワードの登録は済んでいる旨を説明するとスマホ申告の列に誘導されました。(会場ではスマホでの申告が推奨されており、スマホを持ってる人はみんなスマホ申告場所に通されてました。それとは別に、すでに自分で申告書を作成済みの人は別の部屋に通されていました)
とここで、スペースを仕切っているパーテーションに貼られている紙の内容が目に入ってきます。要約すると「スマホ申告する際はQRコードを読み込んで該当のページを開いておいてね」というものでした。ソントプは昔スマホのテストをしていたり今はアプリのテストをしている関係で仕事でスマホを使い倒しているので、ちょちょいのちょい!という感じでサクッと読み込んで該当のページを開いて準備万端の状態で指定の場所に通されるのを待っていました。ただ、列に並んでいる時にすぐ後ろの中高年のご夫婦が「なんか読み込めってさ」「Googleレンズとか知らないよ」といった内容の会話をされており、スマホの扱いに不馴れな方たちにとっては申告以前の問題があるのだなぁ、逆にハードル高くなってる感じするなぁ、とスマホ申告のメリットデメリットについて考えを馳せたりなどしてました。
部屋に通されて10分ほど経ってようなくブースに通されました。各ブースには簡易的な説明書のほかに、そこそこの厚さの紙の束も置かれていたので見てみるとより詳細な申告書作成の説明書でした。詳細な方の説明書がわりと丁寧に書いてくれていたので内心(ありがてぇ~(人´∀`*))と思いながら、中身を順に見ながら慎重に進めていきました。
ところが!
利用者識別番号とパスワードを入力した時に事件ががが!!!!!
画面に『e-taxをご利用できません』的なエラーが出てしまい先に進めなくなってしまったのです~……
すぐさまサポートの人を呼んで確かめてもらうと、1月に利用者識別番号を登録した際にe-taxを使えるように届出を出したが登録がされていなかったらしいことを伝えられる(うろ覚えだがそんな感じのことを言われた、そして人的ミスはどこでも起きるのだなぁ、などとも思っていた)
すぐさま登録できるとのことだったので少し離れたPCのところに案内され、必要事項を入力していくことになりました。最後はサポートの人に確認してもらう必要があったのでチェックしてもらい、再度新しい暗証番号を登録しなければならなかったので登録し直してPCからログインを試みるもなぜか入れず、スマホから試すとなぜかこちらはすんなりと入れたので申告書作成の続きに取り掛かることができました。
詳細説明書を見ながらやってみる、分からないところ不安なところはすぐさま聞く、という感じで申告書の作成を進めていきました。
入力した内容としてはこんな感じ
今回が初めての確定申告ではあったのですが科学は進歩してるなーと感じたのがカメラでの読み込み。源泉徴収票はカメラで読み込み可能で自動反映されるようになっていたんですよーΣ(゚ω゚) てっきり手入力だと思ってたからビックリしましたw なので、会場でスマホ申告する予定の人は紙で持って行けるものは紙の方がラクですよ。ソントプは現職の源泉徴収票はデータで渡されてそのままスマホに入れて持って行ってしまったので逆にやりづらくなってしまいました(;´д`)
それから保険とかは特に入っておらず、控除するものもなかったので入力はこれだけで済みました。
途中、親切なおじいさんが来てくれた時があったのですが、その時にこういう時はこの登録が必要、その場合だとこうした方がいい、など説明書より丁寧で詳しい説明でいろいろ教えてくれました。そこで学んだことを簡単に書き出しておこうと思ったのですが、他のことをしていたら記憶がスッポ抜けてしまい完全に思い出せなくなってしまいました(´;ω;`)多分今後も役に立つであろう今回の確定申告で最も大事っぽかったところなのに…… 私のお馬鹿!!(´□`; 三 ;´□`)
と、バタバタしながら頭もフル回転させながら1時間半集中しっぱなしでクタクタになってました。そして最後の画面まで進み『納めなければならない税金額が表示され』問題なければデータを国税庁の方に送信して完了というところまできました。
確定申告自体が税金額を収めるために必要なものということを失念していたソントプ。金額を見て(マジか、こんなに!?)と思っていたのですが、先ほどの親切なおじいさんが再度見に来てくれ全体のチェックをしてもらったところ、経費も控除もなく転職で給与が上がったことでこのくらいの税金額になったんだろうということをおっしゃっていました。なので(税金高ぇ~)と思いつつもそのまま送信ボタンをポチッと押し、無事確定申告を完了させられました(∩´∀`)∩ヤッター
あとは税金の支払いなのですが、あんまりやったことのない支払い方法はまた頭を酷使すると思ったので口座振替を選択しました。口座振替の場合は専用のハガキに必要事項を記入し、決められた日付までに送付することで指定日に引き落とされる、という仕組みになっていました。ちなみにハガキの送付が遅れると延滞金も上乗せされるとのことだったので要注意です。
4-2.相談まとめ
普通に考えれば分かることなのですが、事前相談と違い申告期間中の相談だったので会場は人でごった返してました。相談時間も30分の枠で取っていたのですが、先程も書いたように実際は1時間半ほどかかったので時間には余裕を持って行った方が無難です。ソントプは当初中抜けして行くつもりだったのですが、他の用事もあり直前で半休に切り替えました。結果として時間的な面でヘンに焦ることなく作業に集中できました。
5.税金の支払い
さて、残るは税金の支払いのみです。終わりも近いのでサッサと終わらせていきたいと思います!
5-1.専用はがきの送付
こちらが渡された専用のハガキ:納付書送付依頼書です。ご覧の通り左側に記載例と使用方法が書かれているので見ながら書いてお届け印を押して、最後に両面を貼り合わせてポストに投函すればOKです。あとは期日になれば口座から勝手に納税額が引き落とされます。
ちなみに2024年の振替日は04/23(火)となっているのでこの日までにハガキを送付しておかないと延滞金上乗せになります。
初心者の方、不慣れな方は早めの送付をおススメします。
まとめ
最後まで読んでくれてありがとうです❤️
確定申告の申告書の作成について、自分で用紙に記入したりPCから作成したり等方法はいろいろあるのですが、やはり最初だけでも税務署に直接行って直接サポートしてもらいながらやった方が分かるしスムーズだし何より安心で確実だなと感じました。自宅で1人で電話で確認しながらではおそらく1時間半では終わらなかったと思います。移動時間を考慮しても最短で終わらせるには詳しい人に聞きながらが一番だと個人的には思います。
ただ時間の捻出がネックになったりすると思うので、そこはご自身の仕事環境だったり税務署までの距離などもろもろ考慮したうえで最適なやり方を選択するのが良いかと思います。
この記事が確定申告初心者の方たちのお役に少しでも立てれば嬉しいです。
では、また('ω')ノ